留学先を中国にする意味とはなにか【シンプル】

中国留学

この記事は、留学先に中国を選ぶ意味って何…?と考えておられる方向けです。

留学に中国を選ぶ意味って何なの?

中国語を勉強している学生であっても、そう考える学生も少なくないないのではないでしょうか。

人生1回(たぶん)の留学となれば、国選びはかなり大事ですよね。中国語を専攻する学生であっても、英語圏に留学するケースは珍しくないものです。

自分がどんな将来を描いているのかでとるべき行動は大きく変わります。

今の学生がどれだけ留学に行かれているのかはちょっとわかりかねますが、2017年の時点だとだいたい10万人で、そのうち中国に行った人数は7000人。

  2017年2016年割合
1アメリカ19,52720,21419%
2オーストラリア9,8799,4859%
3カナダ9,4408,9089%
4中国7,1445,7877%
5韓国7,0066,4897%
6イギリス5,8655,8406%
7台湾5,1874,2385%
8タイ4,8384,2785%
9フィリピン3,7003,2134%
10ドイツ3,1252,8823%
11その他29,59025,51928%
105,30196,853100%

出典:文部科学省『外国人留学生在籍状況調査』及び『日本人の海外留学者数』等について(平成31年)

当時では4番目に渡航が多かった国だったようです。渡航先としてはわりと人気があることが分かります。

あえて中国へ留学することの意味は、

  • もはや世界中で通用する中国語を習得する
  • 中国に進出する日系企業で働く人をみる

といったところでしょう。

中国はお隣の国ですので、他の国と比べると留学費用も低く抑えられます。

そんななかで、語学を学び、海外で働く日本人の姿をみることができるのです。ここが中国留学の魅力でしょう。

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そもそもどうして留学したいのか

  • 語学スキルを身につけるためですか
  • 世界中どこでも生きていけるようにするためですか
  • 就職の幅を広げるためですか

人それぞれ理由は違うので、留学アドバイザーなんかに行くときっとみなさん違うアドバイスを受けられていることでしょう。上記の3つに関しても、ゴールはすべて違うはずです。

そもそも学生のうちに海外留学をしたいと思うようになったきっかけはどんなものがあるんですかね?

  • 世界を見てみたい
  • 日本と異なる文化に触れたい
  • 外国語を習得したい

こんなものですかね。

他にもいろいろあるんでしょうが、好奇心による抽象的なケースは少なくないと思います。

私自身も高校時代は『中国カッコいいなあ…』とか『中国伸びそうだなあ…』とか考えてたくらいです。

どれくらいの方が就職した後(いわば人生設計)までイメージしておられるのでしょうか。

留学経験があったり、外大卒だったりするからといって海外関係の仕事に携われるかどうかはわかりません。自分次第です。

全く英語も中国語も使わない仕事をしていて『もうすっかり忘れちゃった』なんて社会人はざらにいますよ。

だから、調べたうえで『やっぱ留学しない』でもいいと思うんですよね。

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―留学で得られるものとは?

みなさんは留学で得られるものといえばなんだと考えておられますか?

国際感覚?語学力?タフさ?

きっとどれも正解ですよ。

  • 外資系で働くこともできるでしょう
  • 海外出張が多い仕事をすることもできるでしょう
  • がんばれば、海外駐在しつつ働けるかもしれませんね
  • 現地採用も魅力的ですね。

語学を活かすにしても働き方は何種類もあるんですね。

急ですが、「“語学できる=仕事できる“ではない」という言葉を耳にしたことはありますか?

”仕事”とは、一般的にお金を稼ぐに必要な肉体的活動・知的活動といわれています。

語学を習得するだけでは、働くには不十分なのです。

あなたが日本で働くことを考えるなら、日本語が流暢で頭のいい中国人がきっとライバルになりますよね。

日本で働く、日本に住むことを夢見てがんばってきた学生はたくさんいますので競争は激しいです。中国人の勉強量は凄まじく、話すのも上手になるのが速い。

『あなたよりも日本語を話せるあの子の方がいいから。』みたいなことを言われたらどうです?悔しくないですか?

語学はあくまでおまけなので、語学を活かしたいという願望がある人は、『どうすれば語学を活かせる環境で働けるか』『他の自分の魅力はなにか』を考えるべきです。

語学力は就職のチャンスを与えてくれますが、収入を増やすこととは直結しません。お金とは直接関係しないからです。

別にお金に興味ないし、収入は最低限あればいいや、なんて方は別ですが…

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留学した後は『稼ぐ』ことを念頭に置く

そりゃあ、さして時間をかけずにネイティブレベルになるならそれが一番いいでしょう。そのうえで働くのに必要な力を加えればいいだけなので。

例えば『留学 意味』で検索するような人は、留学のコストパフォーマンスを測られているのではないでしょうか。自分を高める手段を検討するにあたって他の何かと比べているか、留学に対してそれほど主体的でない人もいそうですね。

なんにせよ、一定の時間とお金を投資するわけなので、自分を成長させるにあたって留学以外の何かとも比較することは必要です。

自分が今後どんな人生を歩んでいくら稼ぐのかを合理的に決めていくなら、『やりたいかどうか』『面白そうかどうか』『好きか嫌いか』で決めるのではなく、その留学が『いくらになって自分に返ってくるのか』で行動を決めていく感覚も大切です。

例えば、実際に働いている人がいくら稼いでいるのか、一日にどれくらい働いているのかを知ることですね。

ただ、自分の夢や人生を数字にまで落とし込んで計画を立てることができている人はそんなに多くないでしょう。なぜなら難しいから。

目的を果たすためにとるべき行動が何かを理解し、それ自体を自分がイヤと感じるかどうかにかかわらず、取り組める強さは働くうえで役に立ちます。

苦手な人と関わらなくてはいけなくなった時も、ある特定の目的を果たすために『この人には何をどう質問すればいいのか』を考え、何が好きなのかを知ることから始めて、ゲームを攻略するように取り組んでいくのです。

よく『苦手な人ととも分け隔てなく接することができるか』といった素質を問われることがあります。大人たちは当たり前のように学生に対して吹っかけてきますが、実際はそんなにカンタンなものでもありません。

一方で、やりたくなったからとにかくやる!という『感覚でモノを決める』タイプの人もおられるはず。

当時の私はそっちタイプで、『好きに生きなきゃ生きてる意味がねえだろ!』みたいな、某未来の海賊王のようなことをまじめに思っていましたから。

でも今だから言えますが、後先考えずに欲望のまま行動すると、結果に振り回されますよ

※中国留学を後悔しているわけではありません

『語学を使った仕事がしたい』がゴールなのであれば、留学で語学力や異文化を受け入れる器を身につけて、しかるべき就職先を探せばOKです。

さきほど日本語を話せる中国人の話をしましたが、日本語を話せる中国人と中国語を話せる日本人に互換性があるかというと、必ずしもそういうわけではないです。日本人が留学をする意味はこういうところにもあるのではないかと思います。

例えば、何かしらのメーカーの工場が中国にあるとします。そこの総経理・工場長以外はすべて現地の人、という構成です。現地の社員の中には何人か日本語を話せる中国人がいます。意思疎通を図るだけだと日本人である意味は全くないんですね。

こういうとき、何が発生するかというと、

  • 日本人スタッフがいなくなったら、工場の効率が悪くなった
  • ちょっと指導したいスタッフがいるけど、誰の言うことを聞くのかがわからない

なんていうことです。

たまに耳にする悩みですね。

こういうときに日本人の中国語を話せるあなたが活躍できるチャンスが潜んでいるんです。

ただし、話せるだけではダメ。

留学先でも見かけることになるかもしれませんが、日本人は基本的に日本人で集まる習性が強く、海外留学なんて経験していない方々であればなおさらです。

だから、現場の人間と自らコミュニケーションをとるというのはなかなかハードルが高くなってしまいます(ただでさえやること多いのに)。

そんなときに、現地のスタッフと積極的にコミュニケーションをとれる日本人がいたら心強くないですか?

『稼ぐ』という話をしましたが、ここを自分のなかにしっかり落とし込んでおく必要があります。

ここで求められるのは、

『現地スタッフとコミュニケーションをとる』→『効率を上げる』という計算式が成り立つことです。営業であっても『売り上げをとる』につながらないといけない点は同じこと。

ただ仲良くなるだけではダメなんですね。

それを『売上』『利益』といった数字につなげて初めて、『語学が役にたった』といえるんですよ。

あくまで語学は道具です(通訳や先生になって収入を得るなら別ですが)。

ある職場にBさんがいて、社長はBさんのあるところを直してほしいと思っています。でも誰が注意したら聞いてくれるのかが分かりません。社長は中国語も話さないので、誰かを介して伝えるなりするしかないんですね。

なので例えば、中国語を話すあなたがBさんと話せる関係になる方法を模索します。

その目的を果たすためにAさんに近づいて、Aさんと仲のいいBさんとつながる。もともとBさんの○○を直してほしいと思っていたので伝える。直接仲良くなってみてもいいでしょう。

だいぶ地味ですが、ある目的のためにこういった行動を計画的に繰り返していくことで、見えない行動が『数字』につながっていくのです。

自分に合う人とばかりコミュニケーションをとってしまうようでは『語学が収入の役に立つ』とは言いづらいですよ。あくまで大切なのは数字です。

自分の○○×語学力でお金稼げたらめちゃくちゃよくないですか?

こういった具体的な部分までイメージできると、留学も就職もうまくいくんじゃないでしょうか。

近頃では、AIによる高精度な自動通訳が中国で開発されていると聞きます。『通訳ができる』『話せる』というだけではきつくなってくるのは間違いないはずです。ですので、リーダーシップや専門性と掛け合わせることで、より語学留学を身のあるものにできるのです。

留学をするというのはあくまで自分の資産をつくるきっかけの一つに過ぎません。

働き始めてから、やっぱり語学なしでもいいかなっていう場合は、全く違う資産を自分で築いていけばいいのです。

中国語を話せるようになった自分をイメージするだけだともったいないので、余力があれば、どんな場所で働きたいのか、どういう働き方がしたいのかを考えておくのもいいかもしれません。

例えば、営業所駐在と工場駐在じゃ立地など含めて環境が変わってきますからね。どんな生き方がいいかをすでに働いている人に聞いてみれば、自分に合う答えが返ってくることでしょう。

ネットで検索するのもいいですけど、身近な人にたくさん質問して、いろいろ調べまくるのがいいかと思いますよ。

『こうなったらこうなる』というのは、実際にやった人に『こうしたらこうなった』を聞いて学ぶべきです。想像して行動すると失敗します。聞いたうえで、実際に自分でやってみて確認しないとイヤなタイプならそうすればいいです。

中国は地理的にも近いので、海外で働く日本人とかかわりを持つにはいい選択肢です。語学だけを目的にしていてはもったいないと思いますよ。

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おわりに

2019年の初期段階で、東京にいる外国人は55万人というデータが出ていました。海外からの人材が日本でたくさん働いているんです。

労働者階級の年齢層が少なくなるということで、政府も日本への海外人材、留学生の誘致に力を入れています。

中国人は全体の3割を占めており、今後も優秀な中国人人材が増えていくでしょう。中国語をこれから身につける予定なら、その意味を周りの人に聞いて、自分でも調べて判断するべきですね。

中国語を身につけた後どうするのか、そもそも自分はどんな人でどんな仕事が向いているのかなどを考えておくと、よりよい中国留学になると思います。

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