ゴミを資源に変える上海の処理技術

生活環境

1日当たり100トンの生ゴミを処理するにもかかわらず、臭くない、廃水やカスも農業用の肥料として使用できる。

20年にわたる技術開発を経て、上海交通大学環境科学大学環境工学部の金放鳴(チン・ファンミン、Jin Yuanming)教授チームの「生ゴミ水熱酸化技術」は、工業実用化に向けて歴史的な一歩を踏み出した。

この装置はまるで『魔術師』かのように、取り込んだすべての生ゴミを高品質の農業肥料に変換し、毎日100トンを処理するよう設計されている。

現在、最も広く使用されている生ゴミ処理技術は嫌気性発酵であるが、長時間を要し、エネルギー消費量が大きく、刺激臭を発するという問題がある。

金放鳴(チン・ファンミン、Jin Yuanming)教授チームが開発した水熱酸化技術は、地球の炭素循環過程をシミュレートすることで、特定の高温高圧環境下において生ゴミ中のバイオマス有機物を加速度的に分解し、腐植酸、ギ酸、酢酸、乳酸などの高付加価値製品に変換する。

生ゴミ中の有機物が熱水酸化技術で変化した後に発生する廃水は高品質の液体肥料であり、作物の肥料や水産業における養殖で直接使用できる

固形の残渣は土壌汚染、砂漠地、重金属汚染土壌、大気汚染、水質汚染といった問題の改善に使用可能なため、貴重な資源だといえる。

『従来の発酵処理技術と比較して、水熱酸化技術最大のメリットは、プロセス全体が無害であることです。異臭もなく、エネルギー消費量も約60%削減できます。』

と金放鳴(チン・ファンミン、Jin Yuanming)教授は言った。

最も広く使用されている生ゴミ嫌気性発酵技術と比較すると、水熱酸化技術は大幅に必要な面積を減らすことができ、コアな部分は100トン処理するのに約60㎡しか必要としない。

この技術がもっと進化すれば、規模の大小を問わず、商業施設や学校と行ったさまざまな施設で採用することが可能になる。

2019年7月18日、人民網の記事をもとに編集。

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