中国の経済成長は続く?IMFの見解

金融・経済

IMF: 中国の経済成長率は、2019年には 6.2% になると見込まれている。

2019年6月6日、環球網の記事をもとに編集。

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貿易摩擦が成長率を落とすのでは?

  6月5日、国際通貨基金 (IMF) のスタッフは中国で行われる協議を訪問した後、貿易摩擦に関連する不確実性が依然として高いままであることから、2019年と2020年の成長率はそれぞれ 6.2% と 6% に下がると予想されると述べた。

これまで発表された政策は、2019-2020 年の経済成長を安定させるのに十分である。もしも関税がさらに上がらず、経済成長が著しく鈍化しなければ、さらに緩和政策をとる必要はない。

  IMF は、中国経済がより持続可能な成長をするにつれ、成長率は2024年までに5.5%に鈍化すると見込んでいる。2019年、全体のインフレ率は食料価格が上昇するにつれて、2.3% に上昇すると予想される。

  IMFは中国のこれまでの進展に感謝の意を表明している。金融規制の強化、規制裁定の削減、金融規制の枠組みを改善するため努力が、信用を得て企業債務を減らすことにつながったと考えてのことである。

  中国はまた、過去数年間にわたって他国との不安定な関係を減らすことに喜ばしい進展をみせており、2018年の立ち位置は主として中期的な基盤となっている。為替相場の柔軟性を高めたり、為替市場の運用を改善したりすると、金融システムが資本の流れの振れ幅(ボラティリティ)が増えたときに役立つ。2018年の人民元レートは妥当だといえる。

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中国経済の改革が経済成長に必須だ

  協議の結果、中国の構造改革が進展することは、経済をより開放的にし、市場により大きく作用することになると結論づけた。

こうした構造改革こそが、引き続き生産性と長期成長率を高めていく。製品と労働市場を開放し、サービスも開放することで、競争と柔軟性を高め、中国が更なるグローバル化の恩恵を享受することを可能にするだろう。

  中国での2週間にわたる協議の間、IMFは中国当局に対し、貿易の緊張が高まる環境下での経済支援について議論し、速さ重視の成長から高品質の成長政策へと舵を切ると示した。

  結果、以下の事項を示した。

  • 中国が新しい外部環境に対して調整しやすくするために、為替レートの柔軟性を高める。もし貿易摩擦がさらに高まった場合、経済・金融の安定がリスクにさらされ、追加的な緩和政策を実施する必要がでてくる。
  • 今後は、規制改革を全面的におこない、構造改革を推進していく。
  • 社会保障制度を強化するために、より累進的な税制を導入することで、過剰な貯蓄を抑制し、消費を促進する。これによって国外との不均衡な関係が再発するのを防止する。
  • 我々は国有企業の改革を引き続き促進し、国有企業予算の厳しく取り締まりつつ、これらの企業の不透明性をなくす。競争の中立性を達成する。

国際通貨基金・アジア太平洋部副部長:ケネス・カン氏は「世界経済がよりオープンで、安定的で、透明性をもったルールに基づく国際貿易システムの恩恵を受けるだろう」 と述べた。貿易の緊張はできるだけ早くなくすべきである。

出典:環球網の記事をもとに編集。

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