中ロ貿易関係が成長する理由

国際関係

2019年6月4日、環球網の記事をもとに編集。

【根拠①】中ロ貿易額は2019年にさらに更新される見通し

【根拠②】今や中国はベラルーシを抜き去って最も友好的な国

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不安定な世界が両国の結束を促している

近年、中露の貿易関係は改善を続けており、2018年に初めて1000億ドル台を突破した。 2019年に入ってもなお、成長を維持している。

5月21日に中国商務省が発表した統計によると、中国とロシアの二国間貿易額は今年最初の4ヶ月間で331.7億米ドルに達し、2018年同期比5.8倍に達した。中国とロシアの経済と貿易の発展は、2019年に新たな記録を達成するだろう。

世界の変化が、中国とロシアのパートナーシップを促している。

世界的にみて、現在の国際社会はより不安定性になり、覇権主義、一方的主義、貿易保護主義などが生まれ、世界は前例のない大きな変化に直面している。中国とロシアは、国際社会において新興開発を高めることが責任だと捉えている。自国の発展を実現するための努力をしつつ、覇権主義、一方的主義、貿易保護主義からの脅威と向き合う。

共通の対外的脅威が中国とロシアの発展に影響する一方で、中国とロシアがその脅威に対して、互いに助け合い発展してきたともいえる。

2014年のクリミア危機直後、米国主導の西側がロシアに一連の金融制裁を課した結果、ロシアの国内資本は大幅に外部へ出ていってしまい、ルーブルの価値は大幅に下がってしまった。

両国間の貿易と投資を促進するために、2014年10月13日に、中国人民銀行とロシア連邦中央銀行は、1500億元/ 815億ルーブル規模の二国間現地通貨スワップ契約を締結。

2018年、米国トランプ政権が中国に対して一連の関税制裁を開始したことで、大豆などの分野での双方が影響を受けた。それにより、2018年には中国とロシアの農業協力が拡大した。 ロシアから中国に輸出された穀物は、2017年同期比342.3%となり、動植物油、油分、ワックスなどの精製食用油は2017年比較で51.2%増加した。

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中ロ双方が健全に発展することを望む

二国間関係の観点からは、中国とロシアは安定した政治関係を維持しており、両国首脳は両国間の経済貿易協力を積極的に推進してきた。 2017年12月には、北極圏における両国初の建設プロジェクト「Yamale LNG」の最初の生産ラインが稼動し、ロシアのプーチン大統領が個人的に式典に出席した。

そして、経済発展の現状からみると、中国とロシアは経済的整合性が高く、ロシアは豊富なエネルギー資源を保有し、天然ガス埋蔵量は世界第2位。中国の経済が変化し、天然ガスの需要がますます増すほど、中国とロシア両国のエネルギー協力は高まる。

また近年、両国首脳の下で二国間関係は徐々に成熟し、過去の「政治でアツくなり、経済は冷え込む」といった状況から全面的に外交関係を改善していった。

ロシアの権威的な世論調査機関であるロシア社会公衆意見基金の統計によると、中国は2017年に初めてベラルーシを突破し、ロシアで最も友好のある国となった。 目下、中国とロシアの二国間関係はさらに発展、成熟することを考えると、貿易の潜在的可能性はさらに高まるのではないか。

さらに、現在の状況下では、両国が直面している共通の対外的脅威もまた、両国が互いに助けあい、新たな可能性を探求することにつながっている。 将来を見据えて、両国の共同の努力により、両国間の経済と貿易協力関係の可能性がさらに広がるはずだ。

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