どうなる?米中貿易戦争。意外なその影響とは。

米中貿易戦争

※2019年5月28日、South China Morning Postの報道をもとに編集。

  • 【要旨】中国人学生の留学先はアメリカではなくなってきている。
  • 【根拠】アメリカへの送金額が減少。
  • 中国のフィンテックスタートアップ Easy Transfer
スポンサーリンク

【要旨】中国人学生の留学先はアメリカではなくなってきている。

貿易戦争によって中国の学生はアメリカへ興味を失いつつある。その多くがイギリス、カナダ、オーストラリアへと流れようとしている。

送金会社EasyTransferによると、中国の学生たちは米中貿易戦争のなかで、アメリカを敬遠し、イギリスやカナダ、オーストラリアへ興味を持つようになっている。具体的な数値には、回答者の20.14%が第一候補にイギリスを挙げた。これはアメリカの17.05%を大きくリードしている。

IP盗難の告発とテクノロジーの流出が起こるなかで、中国からの輸入品に対してトランプ政権が昨年税金を課したあと、アメリカ留学を予定する中国人学生の数が、「ビザを取れないかもしれない」という心配から減少している。というのが、Easy Transferの見解だ。

※Easy Transfer:留学予定の中国人学生のために授業料支払いを行うフィンテックのスタートアップ企業。

スポンサーリンク

【根拠】アメリカへの送金額が減少。

北京に会社を構えるこの企業は、2018年にはその総送金額が7.76億米ドルにも達した。2019年中には10億米ドルになる見込みとのことだ。しかしながら、その「中国からアメリカへ」の送金額は、2015年には95%を占めていたのに対し、2019年の第一四半期には50%にまで低下してしまった。

「中国人学生は、アメリカではない大学を選ぶ傾向にある。送金額のシェアと学生の関心を見る限りでは、イギリス、カナダ、オーストラリアが選ばれている。」とEasy TransferのCEO Tony Gaoは語る。

「より多くの中国系企業が、国外で成長するにあたって様々な視点で考えるようになっている」

スポンサーリンク

中国のフィンテックスタートアップ Easy Transfer

Easy Transferは、アメリカで勉強していた二人の中国人学生が2013年に立ち上げた。授業料の支払いや家賃、そのほかの支出について、中国の外に送金するのが大変だったのがきっかけだという。

「いつだって時間がかかった。海外への送金にかかるお金も高かった。両親はわざわざ銀行に行かないといけない。何度もやり取りすることだってしょっちゅうあった。とGaoはいう。

「このビジネスは、それを3分で、そして今までの半額で済ませることができる。だから瞬く間に拡大した。」

出典:South China Morning Postをもとに編集。

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました