要するに…
- 多くの企業がインドネシアに拠点を移し始めている。
Appleの新拠点は、インドネシア。
米中貿易戦争のさなか、Apple工場は中国を去ることにする。インドネシアに12億ドルを投資し、6月に生産をスタートする予定だ。
米中貿易戦争が激化するにつれて、Appleのサプライチェーンはまさに今までにない大引っ越しを迫られている。中国を生産拠点とすることをやめることに決定した。
ペガトロンもインドネシアをねらう。

そんななか、鴻海は今年はじめにインド子会社に増資したうえに、ベトナムの土地を購入した。同じくiPhone電子部品を生産するペガトロン(和硕)も、来月にはサプライチェーンを移動する予定だ。インドネシアに工場を設けることで、米国から輸入するときに関税支出を抑えるねらいだ。
報道によると、ペガトロンはとうにインドネシアで3億ドル(12億5685リンギット)を投資し、現地工場の刷新を助けていた。彼らは当初ベトナムを選ぶ予定だったが、バタン島地区の労働力をさらに強化するためにインドネシアへの移動を決定した。
インドネシアのメディアではペガトロンと現地の電子部品製造PT Nusapersadaは今年6月にはバタン島工場にて、MacbookとiPadの生産を開始する。
このことに対してPT NusapersadaのCEOアビディン(Abidin)は、同社が6月から製造をはじめ、この製品をそれまでに米国へ輸出することを否定していない。
インドネシアは生産力が高い。

ハスビオンは、インドネシアの生産性は中国に引けを取らないと語っている。両社の差はたった2%に過ぎないのだ。
インドネシアの他、ペガトロンは他の東南アジア諸国にも目をつけている。具体的な地域は未定の様だが、ベトナムで現地のパートナ企業を探し出すことにも力を入れているようである。
ペガトロンだけでなく、Quanta、Wistron、 Compal、 Invetecなどの電子工場も、中国以外に工場を設ける計画だ。その多くが、まずベトナム、フィリピン、インドネシアを選ぶ傾向にある。
出典:中国報(China Press)の記事をもとに編集